『呼び方』のはなし

 

 

 

 


勝手に思ったことなんだけど。

 

 


阿部くんの呼ぶ「だてさま」にはなかなかの意味があるんじゃないかな、と思った。

 

 


阿部くんは宮舘くんのことを「涼太」でも「舘さん」でもなく、「だてさま」と呼ぶ。ブレることはあるけど。もちろん、他の呼び方で呼ぶことだって全く無いってわけじゃない。その呼び方に固執してるって話ではなくて。それはだてあべを追いかけている私が良く知ってる。でも基本は「だてさま」だ。

 

 

 

わたしは2人の名前に「りょう」が入ってるという事実がとても好きで、おそろいだなあ、と嬉しくなるんだけど、それ自体本人たちも全く意識がないわけではないらしい。(ソース:2021/01/28 素のまんまだてあべ回 阿部くんの口から出た「涼亮コンビ」のワードに気が狂いそうになった人は私以外にもいると思う。)

でも阿部くんは宮舘くんのことを「涼太」と呼んでいるのは私が追いかけ始めてからは見たことがないし、これからも呼ぶことは無いんだろうなと薄々思っている。それは少し残念だけど…でも、これは私のだてあべ推しとしての意見だし、本人たちにはそんなことを気にして相手との距離を考えて欲しくはないし。まあ、「涼太」とは呼ばないだろう、ということが今回の話の中では重要なことなので、ここに関してはあまり深掘りしないでおこう。

 

 

 

最初の話題に話を戻すと、「だてさま」呼びは阿部くんからの最大限の気持ちなんじゃないかと思う。

 

かの有名な滝チャンネルで、「壁をなくしたい」といった阿部くんに宮舘くんが言ったのは「その呼び方を変えて欲しい」だった。「宮舘って呼び方は俺に刺さる」と。

その時に佐久間さんが言ったように、私も「宮舘」という名前にはなかなかに重さ?硬さ?強さ?があると思う。悪い意味じゃなく。例えば「さくま」と比べると確実に力は強い。ガツン、と来る気がする。そういう感じ。

ちなみにその時の滝チャンネルでは「宮ちゃんと呼んで欲しい、おれも阿部ちゃんと呼ぶから」と言っていた宮舘くんだけど、結局自分はその時からずっと「阿部」って呼んでんじゃん、と私は思った。これについては後述しようと思う。

 


ここからは便宜上「オリメン」と「加入組」という言葉を使わせてもらおう。私はそんなにこの言葉が好きでは無いのだけれど、分かりやすく括って話をさせてもらうために。


阿部くんは基本的にオリメンのことをオリメンと同じ呼び方で呼ぶ。こう書くと分かりにくいんだけど、「ひかる」「ふっか」「佐久間」「翔太」、こうやって並べてみると、岩本くんを「ひかる」と呼ぶのはオリメン、「ふっか」と呼ぶのもオリメンで、最近ラウールくんや場合によっては向井くんも呼び始めた、と記憶している。「佐久間」もオリメン。「翔太」もオリメン。


いや、阿部くん自身もオリメンだしなんの問題があるの?って言うのはわかる。順序だてて説明させて欲しいのでちょっと待って欲しい。

 


岩本くんの呼び方は基本皆安定している。「ひかる」「ひかるくん」「岩本くん」。深澤くん、向井くんを除いて。……もしかしたらラウールくんも「岩本くん」以外に進化してたりする?私の確認が足りない?ちょっとひとつひとつのコンビ満遍なく全部完璧に見てる訳じゃないのでそれに関しては目をつぶって欲しい。というかラウールくんの岩本くんに対する呼び方はなんというか……お兄ちゃんに甘えてるみたいだ、と常々思っている。それがどうという訳では無いけど。それに加えて、向井くんもそうだ。甘えてるみたいだ。というか、「てるにい」なんて呼び方、甘えてるとしか思えなくないか?岩本兄弟、最高。まあ、ラウールくんは本人が関係性を絶賛開拓中だとも思っているので他の人の呼び方もまちまち。深澤くんが岩本くんの呼び方を誌面や場面によってブレさせているのはわざとなような気もする。知らんけど。照れ隠しにも思える。今回話したいのはその話ではないから深くは言及しないけど、とっても深澤くんぽいよな、と思う。そうやってたくさん選択肢を与えて私たちの目を眩ませるようなことをするところが。本人にそんなつもりは無いんだろうってこともわかってるけどね。ここで話題にしている阿部くんは基本的に「ひかる」呼び統一だ。


「ふっか」には大体敬称がつくかつかないか。加入した頃からのオタクじゃないのできちんと把握はしていないけど、早い段階から大体みんな「ふっか」と愛称呼びだった気がする。最年長なのにすごいな〜とも思うけど純粋に「ふっか」ってとっても似合ってるし音が可愛いよねえ、と思う。深澤くんにぴったりの愛称だ。あとジャニーズっぽい。


「佐久間」は割とブレる。「佐久間くん」「さっくん」「佐久間さん」懐かしいのだと「たくまくん」とか。それは佐久間さん自身の人柄がそうさせているんだろう。阿部くんは統一して「佐久間」呼びだったはずだ。いや、おふざけ中とかは「佐久間さん」とか呼んでるかもしれないけど。基本ふざけて「佐久間さん」と呼ぶのは深澤くんな気がする。MC中に話を振る時とか。これって私の記憶の捏造かな?わかんないけど。まあでも佐久間さんは「佐久間」で、それに私は違和感を抱かない。阿部くんと佐久間さんってそういうものだし。他のグループの人たちが「さっくん」と呼ぶことが多いのに対し、メンバーは「佐久間」「佐久間くん」と呼ぶことが多いのはなんでなんだろう?加入組は…まあオリメンに引っ張られている節がある気はする。でもなんで?渡辺くんだけが「さっくん」と呼ぶことがあるのもなんで??佐久間担の私的にここは謎なんだけど、彼らには私が全く知らない歴史があるのはしょうがない事なので、不思議だな〜と思うに留めておこう。なにか知る機会があるのならばそれはそれでちょっと楽しみだ。


「翔太」も基本そう。みんなそう。これはオリメンの話。まあ、少なからず「なべ」と呼ばれることもあるかな?ふざけてる時、ツッコミでオリメンが使う「なべ」はあたたかくてとても好きだ。あとちょっとチャラいな〜と思う。そういうところがとても渡辺くんぽくて好きだ。加入組は「翔太くん」「しょっぴー」「しょった」とか時によって様々だ。目黒くんを除いては。基本他の人も含めて、加入組の中で呼び方に1番距離がある目黒くんは、それだけオリメンのことを尊敬しているんだろうし、沢山いろいろな面を見てきたんだと思う。後輩として、またメンバーとして。これは向井くんやラウールくんがオリメンを尊敬していないって話ではなく、目黒くんだから、関東のJrで大きく歳が離れていた訳でもない目黒くんならではの立ち位置なんだろうな、と私は解釈している。あとやっぱり彼って真面目だ。いろんなエピソードを聞く度にいい意味でガムシャラでしゃかりきで真っ直ぐな人なんだな〜と思うけどそういった面がこういう、呼び方みたいな一面に出ているのも面白いなと思う。

渡辺くんの呼ばれ方に話を戻そう。加入組に1番いろんな呼び方をされていて、普通に考えればその年の差で?や一応メンバーとは言ってもかなり先輩なのに?というくらいの呼び方をされている渡辺くんは、「怖い」と言われるけれど、なんだかんだとても優しく、かわいく、開いた人なのだと思う。バブだバブだと言われることは多いけれど、佐久間さんに比べれば「子供らしく」は無いと思う。(私はそんなに佐久間さんが好きだ。)渡辺くんのバブは子供らしいよりもかわいい、守りたい、たくさん食べてほしい、よく寝て欲しい、そういった母性本能をくすぐるものなんだろう。計算もされているだろうし天然でも発揮されているだろうその個性は、少なからず加入組によって引き出されたというのはある気がする。知らんけど。そして、阿部くんは基本的に「翔太」呼びで安定している。

 


そして、私が話題にあげている「だてさま」。基本的にオリメンは「舘さん」か「舘様」だ。渡辺くんはちょっと例外。その時期や、場面によってブレる。今は「だて」期間だろうか。渡辺くんと宮舘くんがかなり特別な関係性で、距離をはかるのが上手な渡辺くんが宮舘くんに対してだけふわふわしてしまうの、見ていてとっても伝わってくる。そういう所がゆり組のズルいところ、っていうのは常々思っている。オリメンの間だと日常で「舘さん」が多くて、人前に出たりロイヤルだったりすると主に深澤くん、佐久間くんが「舘様」と呼びがち。裏や、もっと砕けた場面では「涼太」と呼ばれることだってあるだろう。「舘さん」呼びの浸透で「宮ちゃん」呼びは薄くなっていった…んじゃないかな、と私は思っている。その期間、立ち会っていた訳では無いので私の憶測に過ぎない。古くから応援している方々が呼ぶ「宮ちゃん」は暖かく、彼の今までのちょっとやんちゃなところが映し出されている気がして愛おしいなと思うけれど。加入組は「舘さん」「だてぇ」「舘様」……他にも、「だてちゃま」「だって」非常に様々だ。主に向井くんが。渡辺くんが宮舘くんを呼ぶ呼び方は向井くんに影響されている気がする。向井くん、「だて」と呼ぶのは自分だけがいいという話はどこに行ったんだ?(だてこじも大好きなので。)大好きな翔太くんならええよお、なのか?向井くんがその発言をした頃、阿部くんも「舘」と宮舘くんを呼ぶことが多かったと私は記憶している。ほんの一瞬だったけれど、あら何?そちらに行きたかったの?と私は思った。結局元の「だてさま」に戻ってしまったけど、あの時はなんだったんだろうな。向井くんに感化された?もう少し砕けた間柄になりたかった?その真相を知る術は無い。目黒くん、ラウールくんの末っ子たちはそれぞれな気がする。最近のラウールくんは「舘さん」と呼ぶことが増えたかな?こちらもちょっと、ちゃんと追いきれていないので分からない。わたしはラウールくんの「M音」可愛くて好きなので「舘様」呼びも大好きだ。

こうやって書いてみると、常日頃から宮舘くんのことを「舘様」と呼ぶメンバーはあまり多くない気がする。シーンに合わせて出てくる、ロイヤルな面をさすことが多い。それでも阿部くんは宮舘くんのことを一貫して「だてさま」と呼ぶのだ。2人きりの場面、宮舘くんが阿部くんにイタズラを仕掛けたときでも、子供のように絡んでいる時でも、真面目な話をしている時でも、ふざけあっている時でもずっと「だてさま」だ。

私はこの呼び方が阿部くんが宮舘くんのことをしきりに「かっこいい」という、「かっこいい」と思っているんだろうな、と思うひとつの要素な気がするし、これまでは逆に阿部くんからの線引きでもあるように感じてしまっていた。宮舘くんも阿部くんもそんなことは思っていないかもしれなかったけど、頑なに「だてさま」と呼ぶ阿部くんが少し悲しかった。でも、よくよく考えてみれば。「宮舘」と呼んでいた阿部くんが「だてさま」を大切にしているのは、宮舘くんとの距離の詰め方の表れなように思える。本当に君は不器用だよな(失礼)「だてさま」という呼び方は私が考えているよりも宮舘くんと阿部くんの間でずっと特別で大切なものなのかもしれない。出来てしまっていた小さい壁を壊して、2人なりに関係性をを見出した、その表れ。そうしたら阿部くんの呼ぶ「だてさま」がとてもとても大切で愛おしいなあ、と思うようになった。なんで「だてさん」じゃないんだろう、というのは常日頃から思っているしやっぱりそういうところがだてあべってわっかんないな〜となるところなんだけど、そこは前述したように「かっこいい」からなのかもしれない、と思って自分を納得させている。そんな深い意味は無いのかもしれないけど。

 

 

 

たかが呼び方、されど呼び方。私たちオタクは彼らの一挙一動に意味を見いだして、行間を読んで勝手に喜ぶ。供給の少ないコンビ厨になれば、隣歩いてる!だの、同じ写真に写ってる!だの。コンビじゃなくても、もしかしたらこの演出はこういうことかも、ここの振りはこういうことを表してるんじゃないか、この時ブログで言ってたのはこの仕事の事だったのかも、いろんなことを思い出しながら、いろんなことを理由にして、もっと彼を、彼らを知ろうとする。いいことも悪いことも。その中で彼らのその時の関係性を映し出す資料として呼び方に注目してしまうのは許して欲しい。とても強烈に彼らの関係性を表すものだと思うので。

私の大好きな人達が、かつてのいざこざを解消した証として今も大切にしている形なのであればそれは本当に、本当に素敵なものだな、と思う。これからもずっとそうやって不思議な関係でいてくれればな、と願ってやまない。

 

 

 

さて、先程後述しよう、と書いた宮舘くんから阿部くんへの呼び方の話をしよう。

 


宮舘くんは阿部くんのことを基本的には「阿部」と呼ぶ。これはオリメンでも珍しくて、岩本くんと二人だけだ。他のみんなは「阿部ちゃん」で統一。加入組も。あべちゃんは皆のあべちゃんなのだ。

うん、そう。この時点でアツい。だいぶアツい。岩本くんは阿部くんとの関係性を聞かれた時に「兄弟みたい」というし、それは阿部くんからも同じ認識なようだ。阿部くんはメンバーはどんな人?と聞かれるとその度不思議な表現をしているように思えるけど、割と岩本くんに関しては恩義を感じていて(いわあべのエピソード、大好きですよ!)「お兄ちゃん」なのは固定だ。そして、同じ呼び方をしている宮舘くんはやっぱり「お兄ちゃん枠」「かっこいい枠」で何となくあろうとしてるのかな、とか思ってしまう。これは私の贔屓目だろうけど。いや、本当に宮舘くんはなんであの頃から一貫して「阿部」呼びなんだ……?改めて不思議だ。でも私は宮舘くんが呼ぶ「阿部」がとっても大好きだったりする。そして、岩本くんは「阿部」、他のメンツは「阿部ちゃん」で統一なのに対して宮舘くんは割と呼び方がブレる印象がある。「阿部さん」「阿部亮平さん」「阿部くん」時には、「亮平」。これは私判定だが、「阿部亮平さん」は外に阿部くんを紹介する時、「阿部くん」や「亮平」はからかっている?ふざけている時が多い気がする。ブレている呼び方の中でいちばん多い「阿部さん」は質問をしたり、ふざけていたり、割と様々。これは、これで。阿部くんとの距離に、その呼び方がちょっとなあと悩んでいた宮舘くんらしいまとめ方な気もする。その時々に合わせて呼び方を変えて、距離感を変えて、敬語を使ってみたり、いじってみたり、意地悪を言ってみたりして。他のメンバーを相手にするより阿部くんを相手にした時の方がそういった遊びは多いように思えるし、それが、宮舘くんが阿部くんとの仲を改善して見出した最高の距離感、結末なのだと思う。他のメンバーともなかなか上手くいかなかった話もあり、現に加入組とは、向井くんは置いておいてやっぱりほかのオリメンと比べれば少し遠いように見えるその距離感。阿部くんは不器用だなあと感じるけど、宮舘くんもかなり下手くそだ。取り繕わない、といった点で言えば阿部くんよりも。いや、自分を誤魔化す方が上手と言っている訳じゃないし、阿部くんが誤魔化している、と言いたい訳でもない。そもそも宮舘くんと阿部くんの関係性は阿部くんが「どうにかしたい」と言い出して(その時宮舘くんはどう思ってたかは分からないけど)宮舘くんが話を広げたわけだから、その時点では宮舘くんが取り繕う側で、阿部くんが取り繕わない側だったわけだけど。でも、今私たちが聞くエピソードや傍から見た距離感で言ったら何となく、逆の立場になっている気はする。取り繕わないからこそ阿部くんや佐久間さんと打ち解けて、尚加入組とは一定の距離感を保つ宮舘くんと、いい意味で丸くなって取り繕うことも覚えたから和解して、広がって、今の交友関係を手に入れた阿部くん。そんな風に思える。でも、その上手さの裏には確かに宮舘くんとの確執は無かったものではなくて、その下手さはもしかしたら阿部くんとの確執からの教訓かもしれなくて、結局私はそんなふたりの関係が愛おしくて今日もたまらないのだ。

 

 

 

 

 

ここまで、ただの佐久間担の戯言なのでちげーよ!とか行間読みすぎだよ!とかほぼ妄想だよ!とかは心の中に置いておいてくれると嬉しい。それは私もわかりきってることなので。


何?呼び方の話どこいったんだ?……まあいいじゃないか、結論:だてあべってかわいい